2014/08/24(日)
【白沙村荘 橋本関雪記念館MUSEUM小展示室 建物内の様子】
白沙村荘に以前からありました展示室の場所には、新たに独立した展示施設が用意されました。こちらの建物と、もう一棟の2階展示室は自由度の高いケース無しの展示を主体に考えています。どちらも全面ピクチャーレール敷設の上、調光とLEDスポットのレールが設置されています。
この場所にあった建物は以前「待月庵」と呼ばれており、もう一つの「望岳楼」と共に1970年代の白沙村荘においてイベントに活用されていました。
【1982年 「中国の文人と関雪のスケッチ展」オープニングの様子】
今回こちらの建物は通常時にはイン・アウトの為の建物として使われ、大規模展示を行う際には展示施設としても活用されるように設計されています。また、駐車場からのダイレクトアプローチも可能なので、今まで白沙村荘 橋本関雪記念館に入場が困難であった車いすやベビーカーでの入場も事前申し込みにより対応が可能となりました。
最大規模で合計3室の展示は特別展開催時にしか使われませんが、現在2016年に向けて全体展示の構想が進められています。