2016/03/02(水)
お知らせ , 収蔵品紹介 , 橋本関雪作品
朧夜(1943)
満開の山桜を照らす朧月。その樹の傍らには一匹の狐が描かれている。月の輪郭と桜の花びらに金泥を用い、胡粉を左方に寄せ叩くことで月光の射す方向を示唆し、月と桜の間に存在する空間を作り出している。落ちた花びらは銀泥で描き出され、傍らの土筆と共に春が暮れゆく事を告げている。
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