橋本関雪が愛娘 妙子の為に、ドイツのエドワード・ザイラー社に注文し贈った大正期のヴィンテージピアノが、この1月に白沙村荘へ里帰りを致しました。実に数十年ぶりの帰還を記念し、2017年2月25日(土)に関雪忌イベントとして関雪の大画室 存古楼においてお披露目の演奏会を行います。
◯ 参加をご希望の方はこのリンクのイベントページから参加予定をクリックして頂くか、FAX 075-751-0448 白沙村荘 橋本関雪記念館 までお名前とご連絡先をお知らせ下さい。
※座席は先着順となります。(定員は約60名を予定しています)
※白沙村荘 橋本関雪記念館への入館料が必要となります。(一般 1300円 学生 500円)
1849年、ドイツ ニークリッツ市(現ポーランド レグニツァ市)にエドワード・ザイラーにより創業されたザイラー社は、1872年のモスクワにおける楽器品評会で金賞を受賞しその名声を確立しました。現在においてもスタンウェイやベヒシュタインなどのピアノとともに、透明感のある柔らかなサウンドが持ち味のヴィンテージピアノとしてよく知られています。
本ピアノは、関雪が大正期にザイラー社に注文したもので、あまり類例のない半円形をしたケースが特徴的です。 ザイラー社HP http://www.seiler-piano.de/