千葉県のDIC川村記念美術館において永く収蔵されておりました橋本関雪の代表作3点がこの春、白沙村荘に還ってきます。
中唐の白居易が、琵琶を弾く女性と出会う場面を題材とした「琵琶行」、老齢の父に代わり男装して兵役に赴き勲功を挙げた少女「木蘭」、季節外れの桜を見つけて樹上に佇む一匹の猿を微細な毛描きで表現した「秋桜老猿」の、過去に行われた橋本関雪の回顧展でも欠かせない作品として紹介されて来た作品3点が2018年2月9日、白沙村荘に新たに収蔵されました。
特に「木蘭」は1918年の制作より、ちょうど100年の節目となります。木蘭詩のストーリーのように、彼女は長い旅を終え故郷へと帰還してきたかのようです。これを記念致しまして、上記の期間白沙村荘 橋本関雪記念館MUSEUMⅠにおいて、3点全ての作品展示を行います。哲学の道に咲く「関雪桜」と合わせまして、どうぞ御覧下さい。
※MUSEUMⅡ、Ⅲでも関雪の作品やコレクションなどを展示予定です。
開催期間 | 2018.3.17 Sat - 5.13 Sun |
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時間 | 10:00 - 17:00 |
主催 | 白沙村荘 橋本関雪記念館 |